Riri's skiing life in Switzerland   

My name is Riri and I am 15 years old. I'm Japanese and I'am living in Switzerland. I love skiing, horse riding and Eton Fives.

26日のレース結果。

こんばんは。

今日はBSV Raiffesen Cupでした、銀行のスポンサーを受けている大会です。

 

去年、一昨年共にこの大会では全く歯が立ちませんでした💦、この大会での最高順位は一昨年の7位でした。この大会で表彰台に立つことは毎年の目標でした、この大会に出るのも本当は難しくレベルがとても高い試合だと思います。

 

今日はSils Maria, Furtschellas  という場所での一本で1分弱のスラロームの大会でした。

f:id:ririkudo:20171227025956j:plain

 

写真を見ればわかる通り、天候は最高ではありませんでした。。

1本目は完全にホワイトアウトしていて、スタートから4旗門しか見えない状態でした。

それでも、私はスタート前でワクワクしていました。😂

『早くこの大会で実力を出したい、この大会で本当に優勝してみたい、その思いを現実にしたい』と、そんなことばかり考えていました。

やはりいつも見たく、緊張はしました。ものすごくしました。自分が何のウォーミングアップをしていたかも忘れるくらい緊張していました。笑

でも、去年よりかなり自分に自信を持って滑れたと思います。

今考えると、『去年みたいな成績しか残せなかったらどうしよう』とか『本当にこのセットを滑れるのかな、完走できるかな』という事は全く考えていませんでいした。

 

ただ、スタートを思いっきり切ってゴールを全力で切れればいい。と自分自身に伝えていました。 正直に言うと今まで、大会より練習の方が断然好きなタイプで、、今まで一回も大会で楽しく滑ったことがありませんでした。

 

今日は、あの子に勝つとかじゃなくて自分に勝てばそれで良い、思いっきり楽しんで滑れればそれで良い、悔いを残さない滑りをすればそれで良いと考えていました。

f:id:ririkudo:20171227040203j:plain

 

スタートラインを切る直前、

『勝ちたい、自分の体力がゴールでは0%になるくらい全力で滑りたい!今の自分を超えてやる!』『あ、あとそこのストレート気をつけなくちゃ。』

このくらいの事しか考えずにスタートを切りました。あとは下へ下へ、板を発射させるよう心得て滑りました。 

いつもは、コーチに言われた事を気をつけて、ストックワーク、ラインを高めに、外足に乗って滑るとかいろんなことを考えて滑っていました。でも改めて私は思いました、こういう物は考えずに試合で発揮されるのが実力の内だと、それらを習得して覚えるのが練習でやること。そのために練習があるんだと。☺️

 

少し力みすぎたせいなのかもしれないですが途中で大きなミスをし一瞬止まってしまいました。でも諦めずに自分は下に行く事しか考えていなかったので、そんなのも気にせずにそこからも全力で、リスクをかけてでもいいから速く速く!という感じで滑りました。

ゴールをした直後、掲示板を見たら"2"と表示されてあったので正直自分の中では、ドベから二人目なのかなと思っていました。しかし、ちゃんと速報タイムを見ると暫定2位の位置にいました。最初は本当に信じれなくてこれはただの速報だから、ちゃんとした公式タイム、リザルトを待っていました。公式のリザルトを見ても自分は2位の位置にいて嬉しさより先に、本当にびっくりしました。その時は口がポカーンと空いていたと思います。笑

その時感じたのは、本当に人間は嬉しい時には自然に笑顔になるんだなって思いました。 一位との差は0.15秒でした。

無事に2本目もゴールをし逆転はできなかったけれどこの大会で初、表彰台に上ることができ準優勝することができました。色んなことに感謝です!。

 

 

これは今日のスタートリストです。恥ずかしながらリストを見てわかるように私のポイントはそんなに良くなくスタートも真ん中から最後の方です。f:id:ririkudo:20171227035807j:plain

 

商品では、スキー場から30フラン、そして銀行から小切手を頂きました。

f:id:ririkudo:20171227041031j:plain

ちゃんとした写真じゃなくてゴメンなさい。